幽玄書道会

幽玄書道会 概要

練成会11967年(昭和42)野崎幽谷(1933~1996)が県立旭ケ丘高校書道部以来の同志 今井魯川・津田濤鶴らと共に創立。会員は全員20~30歳代の若者であった。創立当初、幽玄書道会は幽谷の住居であった愛知県春日井市に拠点を構えた。それと同時に近代詩文書運動の旗手であった金子鴎亭氏主宰の創玄書道会に所属し、全国展開の公募展である創玄展、毎日書道展等で作品発表をし新鮮な現代書をめざした。
基礎技術の習得と、自己のバックボーンを持つために古典臨書を書学の中心に据え、研鑽を重ねてきた。練成会2
1971年(昭和46)学童から一般部までの教科書として月刊「新しい書」を創刊。学童生徒にも「創作書」をとり入れ、画期的な編集を貫き、現在に到っている。
また地元開催の中日書道展・道風展・市民展等にも参画・出品し、その中で育った書人を多数輩出している。
幽谷逝去後、代表を野崎小華が継ぎ、志水玉華を経て、2015年から川本大幽が務め代表宅(名古屋市守山区)に本部をおいている。創設以来の理念を受け継ぎ、エネルギッシュであった幽谷の活動をこれからも継承していかなければならない。

 

 

 

年間活動

・練成会・作品研究会・研修旅行

・幽玄選抜小品展 開催

・毎日書道展・中日書道展・道風展 等 公募展参加

・高野山競書大会 出品